GMOコインで仮想通貨(暗号資産)を「現物取引」で取引する方法

暗号資産(仮想通貨)

この記事では、GMOコインの「現物取引」で、取引する方法を解説します。

Webブラウザ版、スマホアプリ版両方に対応しており、「現物取引」が初めてのかたにおすすめの記事です。

ぜひ参考にしてみてください。

GMOコインの取引所(現物取引)とは?

現物取引とは、口座に持っている資産(円や暗号資産)で取引することです。

特徴は以下の通りです。

  • GMOコインが取引場所を提供、トレーダー同士が取引をする
  • 24時間365日取引できる(メンテナンス時以外)
  • シンプルな取引画面

トレーダー同士とあるので、コミュニケーションが必要と思うかもしれません。

「現物取引」では、「板」という売り注文と買い注文の価格情報がまとめられたものが表示されています。

GMOコイン「板」

この「板」を見ながら取引をするので、コミュニケーションの必要はありません。

【PCブラウザ・スマホアプリ】GMOコイン「現物取引」での暗号資産の買いかた、売りかた

「現物取引」を利用した取引には「成行」と「指値」があり、どちらかを選んで取引をします。

  • 成行とは、価格を指定せずに取引すること
  • 指値とは、価格と数量を指定して取引すること

初めて取引する人は、今回解説する「成行」で取引するのが簡単なのでおすすめです。

取引をするにはGMOコインの口座が必要です。

必要であれば、下のリンクを参考に口座開設を進めてみてください。

PCブラウザ版

取引方法は以下の通りです。

  1. メニューから「現物取引」を選択
  2. 「BTC(ビットコイン)」、「XRP(リップル)」など好きな銘柄を選ぶ
  3. 「成行」を選択
  4. 「売り」か「買い」どちらか選択
  5. 暗号資産の「取引数量」を指定
  6. 「確認画面へ」を選択し、案内に沿って進める
  7. 約定したら取引完了

4番は持っている暗号資産を売りたいなら「売り」、暗号資産を日本円で買いたい場合は「買い」を選択します。

5番の取引数量は「買い」の場合は買いたい数量を入力し、「売り」の場合は選択した銘柄の数量を入力します。

以上がPCブラウザでの取引方法です。

スマホアプリ版

スマホアプリ版の現物取引の方法は以下のとおりです。

スマホアプリ版の手順1~3
スマホアプリ版の手順4~5
スマホアプリ版の手順6~9
  1. メニュー右下をタップ
  2. 左上「取引所 現物」をタップ
  3. 銘柄をタップ
  4. メニュー「トレード」をタップ
  5. 注文をタップ
  6. 「成行」をタップ
  7. 「売」か「買」をどちらかタップ
  8. 取引数量を指定
  9. 「確認画面へ」をタップ

以上がスマホアプリ版GMOコイン「現物取引」の売買方法です。

GMOコイン「現物取引」の手数料について

手数料は「Maker」と「Taker」の2つに分かれています。

  • Maker(メイカー)とは、注文を出す取引者のこと。
  • Taker(テイカー)はMakerの出している注文で取引する人のこと。

注文を作るからメイク(Make)、注文を取る(Take)と想像すれば理解しやすいと思います。

今回解説した「成行」はTakerです。

MakerとTakerの手数料は

  • Maker:-0.01%~-0.03%
  • Taker:0.05%~0.09%

数値に幅があるのは、銘柄によって異なるためです。

Makerは「マイナス手数料」となっており、約定金額(注文が成立した金額)に応じて円を受け取れます。

「現物取引」の手数料比較

GMOコイン以外の暗号資産取引所でも「現物取引」のサービスはあります。

以下は他の取引所と比較した表です。

取引所MakerTaker備考
GMOコイン-0.01%~-0.03%0.05%~0.09%取引銘柄により異なる
Coincheck0.00%~0.05%0.00%~0.10%取引銘柄により異なる
BitFlyer0.01%~0.15%0.01%~0.15%取引量により変動
DMMbitcoin0%0%Maker・Taker無料
BITPOINT0%0%Maker・Taker無料
手数料比較表

表で比較してみると、GMOコインはMakerで取引すると比較的お得だとわかります。

Takerであれば、DMMbitcoin、BITPOINTは無料です。

Maker、Takerだけで総合的にみると、GMOコインは手数料の面でバランスの取れた取引所ではないでしょうか。

よくある質問

以下の質問について解説します。

  • 「取引所」と「販売所」の違いとは?
  • 取引所のレバレッジ取引とは?
  • 「板」とは?
  • 成行・指値とは?
  • GMOコインの「現物取引」で取り扱っている通貨・手数料

「取引所」と「販売所」の違いは?

違いは、取引相手の違いです。

「取引所」はトレーダー同士で取引します。

「販売所」は暗号資産取引所(GMOコイン)が価格を提示し、その価格で取引します。

「販売所」の価格はスプレッドがあるので、「取引所」で取引するよりもコストが高くなりがちです。

スプレッドとは、販売所での購入価格と売却価格の差額のこと。

例えば、BTCの売却価格が290万円、購入価格が300万円だった場合、スプレッドは10万円です。

価格が変わらない間に買って売っただけで10万円損してしまいます。

スプレッドは販売所が設定しており、市況によっては変動します。

取引所にはスプレッドがなく、取引手数料のみなので、コストを抑える事ができます。

取引所のレバレッジ取引とは?

GMOコインの取引所には「現物取引」と「レバレッジ取引」があります。

レバレッジとは、「てこの原理」を意味する言葉で、少ない資金で大きく取引ができるということです。

なので、大きく利益を得たい時にレバレッジ取引を使います。

ハイリスク・ハイリターンな取引なので、注意が必要です。

「板」とは?

GMOコインの「板」

板(いた)とは、売り注文と買い注文の価格情報がまとめられているもので、気配値ともいいます。

売数量(左側)と買数量(右側)に分かれており、端の数字は数量、中央の数字は価格を表しています。

成行・指値とは?

・成行

成行は、価格を指定せずに取引することです。

状況によっては想定外な価格で取引が成立してしまうリスクもあります。

なので、取引価格にこだわりがなく、すぐに仮想通貨が欲しい!といった時に使われます。

・指値

指値は、取引価格を指定して取引する方法です。

自由に価格を設定して取引できるので、注文にある値段に納得がいかないときに使う方法です。

取引相手がいなければ取引できないので、取引成立まで時間がかかります。

GMOコインの「現物取引」で取り扱っている通貨・手数料

取引できる暗号資産は以下の21種類です。

銘柄Maker(%)Taker(%)
BTC(ビットコイン)-0.010.05
ETH(イーサリアム)-0.010.05
BCH(ビットコインキャッシュ)-0.030.09
LTC(ライトコイン)-0.030.09
XRP(リップル)-0.010.05
XEM(ネム)-0.030.09
XLM(ステラルーメン)-0.030.09
BAT(ベーシックアテンショントークン)-0.030.09
OMG(オーエムジー)-0.030.09
XTZ(テゾス)-0.030.09
QTUM(クアンタム)-0.030.09
ENJ(エンジンコイン)-0.030.09
DOT(ポルカドット)-0.030.09
ATOM(コスモス)-0.030.09
XYM(シンボル)-0.030.09
MONA(モナコイン)-0.030.09
ADA(カルダノ)-0.030.09
MKR(メイカー)-0.030.09
DAI(ダイ)-0.010.05
LINK(チェーンリンク)-0.030.09
FCR(FCRコイン)-0.030.09
「現物取引」取り扱い通貨・手数料一覧

まとめ:GMOコインで仮想通貨(暗号資産)を「現物取引」で取引する方法

今回は、GMOコインで「現物取引」を使って仮想通貨を取引する方法について解説しました。

「成行」であれば、手数料(0.05%~0.09%)が必要ですが、簡単に取引できます。

なので、初めて「現物取引」で取引する人におすすめです。

ぜひ今回の記事を参考にGMOコインで暗号資産を取引してみてください。

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